ヴィンテージなロゴ作成方法おすすめ3選!具体的なサービスや注意点を紹介します

ロゴ30

ヴィンテージなロゴや看板を見ると、なぜか落ち着く気持ちになりませんか?おしゃれなだけじゃない、味のある落ち着いた雰囲気が魅力のヴィンテージ。ここではヴィンテージなロゴを作成したいという方に向けて、ヴィンテージデザインに人気なスタイル、ロゴ作成時の注意点、そしてロゴ作成方法のおすすめ3選を紹介していきます。

関連記事:ロゴ作成をするなら本を参考にしてみよう

ヴィンテージらしさとは?人気のスタイルを紹介

ロゴ38

「ヴィンテージっぽくて素敵だな」と思うデザインのポイントはなんでしょうか?ヴィンテージっぽさを感じても、なぜ「そう思うのか」という、具体的な理由を説明するのは意外に難しいこと。ここではヴィンテージらしさを出すときに使われる、代表的なスタイルやモチーフについて紹介します。

デザイン選びの参考にしてください。「ゴシックスタイル」中世の教会建築から発展したスタイルです。長い期間、ヨーロッパで主流の建築様式となっていました。全体的に重厚で豪華。現在では建築に限らず、美術品やデザインなどの様式を指します。

モチーフには四葉やグロテスクな怪物、左右対称に絡み合う蔦、そして布が重なったようなもの(リネンホールドと言います)などが使われます。

「バロックスタイル」16世紀の終わりから盛んになった建築様式です。建築様式ではありますが、家具や美術品なども含めて完成するため、総合芸術のような側面があります。過剰とも言える装飾の多さが特徴で、モチーフも埋め尽くすように使われます。

モチーフには天使、植物の葉などを使った豪華な模様など丸みを帯びたものが多め。バロックを少し軽めにし、可憐さや優美さを強調すると「ロココ」というスタイルに近づきます。「アール・ヌーヴォー」19世紀末にヨーロッパで起きた美術運動です。

当時は爆発的に人気になりましたが、短い間で流行は去りました。しかし20世紀の終わり頃、個性的なデザインが再評価され、今では一般的に使われるイメージとなっています。モチーフには花、植物、昆虫、動物など、人工物ではなく自然にあるものが使われます。

ロゴ作成時の注意点

依頼するのであれ、自作するのであれ、ロゴ作成時には自分の目的から使えるものを選ぶ必要があります。

「商用利用」か「個人利用」かで使用できる範囲や条件が変わるのです。例えばデザイナーに頼む場合、商用利用や著作権譲渡は追加料金であることがほとんど。

自作する場合も、使う素材やテンプレートによって商用利用できるもの、できないものがあります。どんな作成手段であっても、商用利用の場合は「商用利用できるかどうか確認」、個人利用の場合は「個人利用で使える範囲の確認」が必要です。

ロゴ作成手段①デザイナーに依頼する

デザイナーに依頼するメリットは、主に「クオリティが高い」「オリジナリティが出せる」「使いやすいデータ形式が多い」の3つ。デメリットは主に「コストがかかる」「時間がかかる」の2つです。実際にデザイナーに依頼したいときに便利なサイトやサービスを3選紹介します。

「ココナラ」スキルを持った人がサービスを出品し、依頼者はサービスを購入する形でやり取りするサイトです。たとえば「ヴィンテージロゴ」などと検索するだけで、たくさんのデザイナーが出品しているサービスを見ることができます。

ただ、デザイナーによって価格やサービスの範囲はかなり違うため確認は必要。

まずはどんなデザイナーが、どんなサービスを出品しているか見るだけでもおすすめです。「ランサーズ」依頼者が出した依頼にスキルを持った人が応募し、応募された中から依頼者が選ぶというコンペ形式のサイトです。依頼の条件や希望を詳細に書くことで、応募の数やマッチ度がアップします。

応募が一つもなかった場合でも仮払いした金額は返ってくるため、再度依頼を載せることも可能。コンペ形式のため納品は比較的速めです。「ココロゴ」10,000円~30,000円でロゴ作成を依頼できるサービスです。

ロゴマーク(シンボルマークになるもの)とロゴタイプ(文字だけで表現されたもの)の2種類があります。それぞれ10,000円、20,000円、30,000円という料金プランがあり、20,000円以上のプランであれば修正は無制限。

スムーズにやり取りが進めば2週間前後でロゴを受け取れます。

ロゴ作成手段②アプリを使う

アプリで作成するメリットは主に「手軽さ」「すぐに作れる」「無料、もしコストがかかってもかなり低コスト」の3つ。デメリットは主に「オリジナリティは出しにくい」「ロゴが被る可能性がある」の2点です。ロゴ作成におすすめのアプリを4選紹介します。

すべて商用利用が可能ですが、フォントによっては商用不可の場合もあります。商用利用時は、使いたいフォントが商用利用が可能かどうか調べて使用しましょう。「ヴィンテージデザイン‐ロゴメーカー」iPhone、iPadに対応。

背景・ロゴのメインの形・フォントなどを組み合わせて簡単にロゴを作れます。ヴィンテージに特化したアプリなので、ヴィンテージらしいフォントやデザインが豊富。悩むことなくヴィンテージらしいロゴを作ることができます。

「ロゴショップ」iPhone、iPad、Macに対応。素材パーツを組み合わせたり、テンプレートを使うこともできるアプリです。まとまりがあり、おしゃれな素材が豊富です。有料プランでは素材が2000個以上追加。

無料で試してみて、気に入ったら有料プランに移行という使い方もできます。

「ロゴメーカー」iPhone、iPad、Mac、Androidに対応。カスタマイズの自由度が魅力のアプリです。3D回転やカーブ、サイズ変更が可能。フォントやエフェクトの種類も多く、写真も編集できます。機能を駆使することでオリジナリティを出すことができるでしょう。

「Canva」iPhone、iPad、Android、Windowsに対応。アプリでもブラウザ上でも使えます。自分で素材をアップロードすることも可能。図形や素材だけではなく、フォントをカーブさせたり、エフェクトを付けたりと、カスタマイズ度でいえば上位に入るサービスです。

ロゴ作成手段その③自分でデザインする

ロゴ39

自分でデザインするメリットは主に「オリジナリティが出せる」「技術があれば好きに作れる」の2点。デメリットは主に「技術が無い場合は難しい」「手間がかかる」の2点です。自作する場合におすすめのソフトはAdobeの「illustrator」です。デザインに特化したソフトのため、図形が作りやすく、変形や調整も簡単にできます。フォントもたくさん。すべて自由自在にカスタマイズができます。2022年10月時点で、illustratorの使用方法はサブスクリプションのみ。月額2,728円から使うことができます。(価格や利用方法は今後変わる可能性があります。)

ヴィンテージは人気のデザイン!自分の目的に合わせてロゴを作成しよう

ヴィンテージなデザインのポイントや、ロゴ作成時の注意点、ロゴの作成方法などを紹介しました。「ヴィンテージ ロゴ」などで検索するとたくさんの情報がヒットすることから、ヴィンテージデザインの人気さがわかります。

サイトやアプリのサービスは、見るだけでもロゴ作成のモチベーションが上がっておすすめ。目的にあった方法で、ぜひヴィンテージなロゴを作成してみてください。